By: kiritozhang

NIUカンパニーは、主に電動バイクに焦点を当てている中国会社です。少し前に、NIUカンパニーは自社の自転車製品ラインをリリースしました。中国の自転車市場では、IT会社が自社のロードバイクを発表し、色んな新機能があると宣伝し、最後はそんなにいい結局にはならなかった事がありますので、自分はそんなに期待してなかったです。
NIU最初のバイクNiuaero Road-09の形はあんまりにもユニークで、TTフレームだと思いましたが、ロードドロップバーが装備されていました。Niuはこのバイクの資料を準備していなかったため、詳細な情報を見つけることができませんでした。そして私はWeiboでこのバイクのついて思わずツッコミましたが。 次に、デザイナーからWeChatメッセージを受け取りました。「撃たないでください。 私はあなたの味方です! 私はこのバイクを設計しましたが、すべて科学に基づいています!」
最後に、私はデザイナーの説明の後にNiuaeroを試してみることにしました。
Niuaero Road-01は、私が購入するではなくNiuが提供するメディアバイクですが、私は偏見なくレビューします。 ですがあなたが私から彼らにどれだけの利益を得たかと尋ねると、私の答えは「ゼロ」です。

Niuの自転車生産ラインはNiuaeroと呼ばれ、Road-01アルミフレーム、Road-03カーボンディスクフレーム、Road-09カーボンディスクフレームの3つの異なるフレームがあります。 彼らが販売しているフルバイクには4つの異なるレベルがあり、Road-01はRoad-01 Lite(MSRP USD 579)とRoad-01 Sport(MSRP USD 999)に分かれています。 アクセサリーの違いに加えて、Road-01 Sportバージョンにはフルカーボンフォークがあり、対してLiteバージョンにはアルミフォークしかありません。
LiteバージョンにはカーボンフォークとShimano 4700グループセットが装備されていてと思い、自分で購入するつもりでしたが。アルミフォークとShimano R2000グループセットを聞かされた後、私は単純な考えをあきらめました。 最後に、この無料のRoad-01 Sportを受け取りました。

Niuの自転車の詳細情報はここ:niuaero.niu.com。オンラインショップの他に、ロードバイクを販売しているNiuの電動バイクの地元のディーラーもあります。 ただし、それらは電動バイクに特化しているため、ロードバイクの詳細にはあんまり了解しないようです。 最後は地元の自転車屋さんとのコラボレーションですが、上記も言った通り、QiCycle(Xiaomi自転車)、LeTV、SpeedXみたいなIT会社がリリースしたロードバイクは、故障は少々多く、そのせいでの自転車店はNiuaeroを高く評価していない、協力してくれる自転車店はごくわずかです。 (翻訳者注:QiCycleのロードバイクは素晴らしいですが、あんまり売れませんでした。LeTVとSpeedXのロードバイクはただ色んな方面で悪いです。)
したがって、私は必要な情報を取得するためにNIUの人々とコミュニケーションを取り続けます。

レビューされた製品:
フレーム: Niuaero Road-01 size M (54)
フォーク: Niuaero Road-01 carbon
グループセット: Shimano 105 R7000
ブレーキ: Shimano 105 BR-7010
クランクセット: Niuaero 172.5mm 52-36
ホイールセット: Niuaero
ハンドルバー: Niuaero 420mm
ステム: Niuaero 100mm 7°
タイヤ: CST C1922 CITO 25c
サドル: Selle Royal 1203U
Model | Groupset | Wheelset | m /kg | MSRP/USD |
Niuaero Road-01 Sport | Shimano 105 | Niuaero | 7.5 | 999 |
Specialized Allez Sprint Comp | Shimano 105 | DT R460 | 8.3 | 2000 |
Specialized Allez Elite | Shimano 105 | DT R460 | 8.7 | 1350 |
Giant TCR SL1 | Shimano 105 | Giant P-R2 | 8.1 | 950 |
Cannondale CAAD13 | Shimano 105 | Fulcrum Racing 900 | 8.3 | 1800 |
Trek Emonda ALR5 | Shimano 105 | Bontrager Affinity | 8.7 | 1650 |
(翻訳者注:Giant TCR SL1は中国で販売されているモデルです。)
箱から出すとすぐに軽量化を感じましたが、意外と思いました。この価格のアルミバイクがこんなに軽いとは思ってもみませんでした。 Speedplay Zeroが付ける状態の重量は7.7 kgなので、ペダルなしで主張されている7.5kgの重量は正確です。
他のブランドの105グループセットのバイクと比較して、Niuaero Road-01 Sportは最高の性能価格比があります。最も安いだけでなく、競合他社よりもはるかに軽量です、それに、他の大手メーカーのロゴために、追加料金を支払う必要があります。CAAD10とCAAD12は発売終了されました今、ハイエンドアルミバイク(中国)を購入するのは安くありません。CAAD13リムバージョンは、エージェントによって導入されていないため、事前注文する必要があります。一方、Allez Sprintのフレームは、Niuaero Road-01のバイク全体と同じ価格です。さらに、Giantは中国本土でTCR SLRシリーズを販売していません。つまり、TCR SLは同様の価格で販売された主力のSLRアルミではないため、価格に見合う価値はありません。

Road-01のフレームはCAADシリーズと同じ6069アルミを使用。フレーム(56サイズ)の重さはわずか1170g。

通販サイトTmallでの写真の重量は920gで、とても驚きました。間違いないでしょうか?

アルミフレームは、チューブの形状を自由に設計・製作できるカーボンフレームとは異なります。主流のエアロ形状は、生産、強度、降伏率などに影響を与える可能性があります。したがって、形状がカムテール型であるが少々角があります。ダウンチューブにはケージボルトナットが3つあるので、シングルボトルまたはツインボトルの位置をエアロポジションにすることができます。

シートステイは最も優れた部分です。ブランド名「Niuaero」通りの空力設計です。翼形状のシートステーはホンダシビックタイプRの大きなテールのようなものです。デザイナーによると、このシートステーの形状は、Cervelo R3のラウンドチューブシートステーと比較して、40 km / hで4 W節約できます。

チェーンステーは平坦化され、垂直方向のコンプライアンスを改善し、小さな振動を吸収し、快適性を向上させることができます。

フォークもピナレロF8のようなエアロシェイプで、フォークとホイールの気流を分離することで抵抗を減らします。

フレームセットは前後ともダイレクトマウントブレーキを採用し、サードブランドの製品を使用しなく、Shimano BR-7010を装備。私がレビューしたバイクの中で、サードブランドのダイレクトマウントブレーキは、通常、Shimanoの滑らかさと制動力よりも劣っています。 27cに膨らんだ私の25cタイヤの周りにはまだたくさんのスペースがあるので、28cタイヤを使うことができます。

チェーンはKMC X11.93です。リアディレイラーのルーティングは、ダウンチューブを介して内部にあり、チェーンステイの下を外部にあります。ホイールを外す必要があるときに、今のハンガーで最新世代のSHIMANOグローブセットを使うと、ホイール外すは少々抵抗があります。 Niuは、この問題を解決するためにダイレクトマウントハンガーをリリースします。

クランクセットは、中空ではないOEM製品です。 SRAM 3ボルトダイレクトマウントパターンを使用します。 172.5mm 52-36tクランクセットの重量はShimano 105と同様に749 gです。スピンドルは386タイプで、SRAM 3ボルトパターンのスパイダーパワーメーターを取り付けることができます。ただし、パワーメーターをアップグレードしたい人は、SRAM Force / Red Quarqなどのセット全体を変更することを選択すると思います。

フレームのBBはT47です。 BSAと比較して、30mmスピンドルとの互換性が高く、ねじ付きBBは常に最も耐久性のあるタイプです。 FSAの30〜24などの減速機を使用して、Shimanoのクランクセットを取り付けることができます。
ただし、BBとクランクセットはNiuによって適切にマウントされていません。私が初めて乗ったとき、彼らはきしむ音を立てていました。 (FXXXK !!! NIUUU !!!)きしみをなくすために、再度マウントする必要がありました。問題は、多くの自転車店(中国)には現在T47ツールがなく、普及するまでに時間がかかるということです。

シートポストは27.2mmの20mmオフセットのカーボン製で、快適性を向上できますが、クランプが大きすぎるため、サドルを交換するときに不便になり、新しいサドルが中空でない場合はさらに不便になります。シートポストは202gです。

サドルはOEM製品であるSelle Royal 1203Uです。柔らかいパッドが付いているので、高い快適性が得られます。側面は比較的フラットで、プロファイルが波打っていて、骨盤をあまり回転させないライダーに適しています。骨盤をたくさん回すライダーは会陰圧迫を感じるでしょう。このサドルの重量は250gです。

アルミドロップバーの重量は284g(420mm)、ステムの重量は138g(100mm)です。上の写真のシフターはすでに調整されています。公式ウェブサイトでは主張されているリーチは77mmですが、バーでは80mmとマークされています。調整前の形がかなりおかしく、工場で取り付けたシフターの角度がひどいです。

この写真は、シフターの元の状態を示しています。誰がこれに乗りたいですか?電気バイクの店でNiuaeroバイクを購入した場合、私が彼らがこの問題を解決できるかどうか非常に疑います。

バーにはバックスイープがあり、80mmのリーチにバックスイープが含まれているかどうかは不明です。左と右の間には明確な許容範囲があり、バーを変更することをお勧めします。

シルバーのパーツが見えるように、ヘッドセットのキャップは、このメディアでレビューされたバイクのヘッドチューブよりも小さくなっています。リリース版は問題を解決します。

ブレーキケーブルの長さが足りず、ワイヤーとケーブルストップの間に干渉があるため、リアブレーキはほぼ使用できない状態でした。、自転車店がこのように自転車を取り付けたら、すぐに倒産になるでしょう。

リムは高さ27mm、内幅17mm、外幅22mmで、ハブはVuelta製で、フロントは16スポーク、リアは21スポーク2:1です。重量は694g + 861g = 1554gです。

クイックリリースは前方を向くスペースがないため、後方にロックする必要があります。それは良い方向ではありません。後ろの自転車からの衝突でクイックリリースが開かれる可能性があります。プロの自転車のクイックリリースの方向によく確認すると、後部のクイックリリースが後ろを向いているバイクは基本的にありません。

NiuaeroはFarsportsと協力しています。 Ventoux C3 / C5パッケージを選択できます。これは、ホイールセットを個別に購入する場合と比較して、費用を節約できます。

既述のアクセサリーは、前述のようにかなり問題が多いので、色々変えました。

FSA製品をたくさん持っています。 (翻訳者のメモ:「私は金持ちです。」)

他の完成車と比べ、Road-01のホイールセットは軽いし、なかなかいい品質ですが、レースには性能は十分ではありません。低速でも高速でも、ホイールの加速感はただただ普通でした。重量が類似しているCampyのZondaと比較して、そのパフォーマンスは明らかに悪いです。主に30 km / h未満で走行する場合は大きな問題ではありませんが、速度が35km / hを超える場合やグループライド時に40km / hを超える場合は、元のホイールは足を引っ張ります。フラットに乗る場合は、C5にアップグレードすることをお勧めします。ホイールとバーの他に、タイヤも交換する必要があります。 CST C1922は、ドライでもウェットでもまったく滑り易い、とても不安定です。Continental のUltra Sportsは、価格は同じですが、はるかに優れています。タイヤに節約しない方がいいです。
財布は余裕がある場合、Schwalbe Pro Oneのペアを含むC3 / C5 TLパッケージにアップグレードすることをお勧めします。 (翻訳者注:最新のADDIXモデルではありません。)

私のレビューでは、塗料や色についてめったに言及しませんが。Road-01の塗装の選択はできません。私の経験では、(中国の)ライダーはこの価格でよりカラフルでよりファッションな塗装を選ぶ傾向があります。

Road-01 / 03のジオメトリは、Specialized Tarmac SL6のジオメトリを完全にコピーしています。普通、中国国内のブランドはコピーしても少し調整しますが、完全に別のものをコピーすることは非常にまれです。利点は、Specializedのジオメトリが優れており、Specializedのチャートに基づいて直接サイズを選択できることです。 Niuaeroのチャートにはサイズ56が2つあり、XLの場合は後者実は58でした(公式サイトの書き間違い)。

54サイズフレームのシートチューブ長さは52cmです。
乗り心地

多くの問題に直面して、私はこのバイクにあまり期待していませんでした。しかし、問題のあるこれらのアクセサリをすべて交換して試してみたところ、それは非常にうまくいきました。 6069 alu + T47 BB + 386クランクセットコンボは剛性が高く、高い加速が得られます。快適さはカーボンフレームほど良くはありませんが、カーボンシートポストが機能するほど悪くはありません。Niuaero Road-01は、「とても美味しい」と感じる唯一のアルミ製自転車です。
最近、あまり多くの種類のアルミ自転車に乗っていません。クラシックなCannondale CAADシリーズに加えて、Specialized Allez Sprintはその価格に見合う価値があります。 Merida Reacto Liteはあまりにも悪いですが、Road-01は非常に価格に見合う価値があるため、Niuaeroの他のバイクにちょっと期待しています。

フレームはSpecialized Tarmac SL6のジオメトリを完全にコピーするため、ハンドリングは安定性と柔軟性のバランスが取れています。ただし、このフレームは少しアグレッシブなので、主に楽しみのために乗る人は、スペーサーがさらに必要になる場合があります。
金属疲労は短期間のテストでは感じられませんが、数年の使用後の剛性の減衰は客観的に存在します。 CAADシリーズやAllez Sprintを長年愛用している人もいるかもしれませんが、Niuaeroには独自のブランド文化やファンがいないと思う、そのため、Aero-01を長年愛用し続ける人はあんまりいないでしょう。が、全体として、予算が1000ドル以下の場合は、このNiuaero Road-01が最適です。
長所:フレームの素材と製造、剛性、重量、コストパフォーマンス。
短所:奇妙なドロップバー、タイヤが悪い、組み立て精度が低い、購入方法が少ない。
概要:このフレームは、Tarmac SL6のジオメトリを備えたCAAD12、またはTarmac SL6のハイエンドaluバージョンです。乗り心地が良く、価格的にも価値が高く、レースや楽しみの要求を満たすことができますが、「Niu」魂みたいな独特なものがちょっとたりていません。