kiritozhang

Winspaceは、中国大陸独立で自社フレームを開発しているブランドです。 Winspaceのバイクは高く評価れ、製品の品質は高く、問題はほとんどありません。Winspaceはほとんど過剰な宣伝を行ったり、価格戦争に参加したりしません。つまり、彼らのバイクは安価ではありません。 Winspaceと同じ時期のほかのブランドは、もう崩壊するか、或いは開発を停止していました。
自分は学生時代からWinspaceのことを聞いたことがありますが、Winspace T1300を初めて使ったのは3年前のことで、その自転車は私に良い印象を与えました。現在はT1300の代わりにT1350は販売られています。
高度に統合されたモデルにはあまり興味がないので、偶然の機会で、WinspaceがSLCを2.0に更新していることに気付いたとき、フレームのシンプルなデザインに惹かれました。 2018年上海国際自転車展で実際の完成車を見た後、自分でフレームを購入しました。

SLC2.0のセールスポイントの1つはその軽さです。それは780gと主張されており、私の測定ではハンガー付きのサイズ52のフレームで870gでした。主張された重量が塗装とハンガーなしのフレームのものであると考えると、それは許容範囲です。カットされる前のフォークは380gで、平均的なレベルです。シートポストは200gです。

フレームにはねじ込み式圧入仕様のセラミックBB(24mmの軸用)が付属しています。私個人的にはねじ込み式圧入仕様のBBにはあんまり好きではありません。そう言う仕様のBBをインストールするために、Shimano BBインストール専用スパナを使用すると、取り付け最後の段階でフレームに簡単に傷つけることができます。 BBシェル部とネジ部には十分なグリースが必要ですが、十分なグリースが付いていても取り外しは困難です。現在の問題を解決するだけですが、別の問題を引き起こします。 Winspaceは、BBのインストールには特別なツールが必要と主張していますが、フレームでは提供していません。写真が示すように、納フレーム後、BBはグリスなしで半分にねじ込まれています。メカニックが直接それをねじ込む場合は、マウントを解除する必要があるときに悪夢になります。普通のShimano BB86 BBに交換しました。

フレーム:Winspace SLC2.0サイズ52
ステム:FSA OS-99 CSI
バー:FSA Energy
グループセット:Shimano R8000 + Xcadey 2Xpower
サドル:Prologo Dimension NDR CPC Triox
ペダル:Speedplay Zero
ホイール:UNAAS 40カーボンスポーク
タイヤ:Continental Gatorskin Sprinter
重量:6.85kg

UNAASはノルウェーの自転車ショップです。高い評価を得て独自のブランド商品を立ち上げました。このホイールのペアは、自分で購入する代わりにメディアテスト製品であり、Continental Gatorskin Sprintが付属しています。めんどくさいのて、チューブラーを外してホイールの重量を確認するのをやめました。

淘宝網(中国のAliExpress)でUNAASホイールを販売しているショップはいくつかありますが、このカーボンスポークホイールセットに関する情報はあまり見つかりませんでした。公式サイトで情報を探してみましたが、英語や日本語のウェブサイトがありません!私はノルウェー語を学んだことがなく、それらのノルウェー人の考え方を理解することができませんでした。彼らが彼らのブランドを人気にしたいならば、少なくとも英語の公式サイトを作るべきです(翻訳者のメモ:同意します…)。しかし、このホイールセットに関する情報はなし、ベータ版を入手したので、このホイールはリリースされなかったと思いました。

SLC2.0が私を引き付ける理由は、これはエアロデザインがほとんどないクライミングフレームであり、ダイレクトマウントブレーキでマウントされているためです。 DMブレーキは間違いなくプラスです。

近年のWinspaceの塗装は私の好みであり、人気のシンプルスタイルを使っています。 「イタリアンデザイン」のロゴと「SLC2.0」のロゴがトップチューブに組み合わされています。ヨーロッパ人は自転車の美的デザインにセンスがあり、中国本土と台湾のデザイナーはもっと学ぶ必要があることを認めざるを得ません。非常に魅力的な塗装とロゴがWinspaceの他のバイクでそれを見ることができます。

SLC2.0は軽量化のために設計されています。四角断面のトップチューブとダウンチューブ、ボトムブラケットの形も真四角で、エアロデザインがほぼないと言えます。

ケーブルの内部ルーティングは、ダウンチューブの上部から始まります。この角度から見ると、ヘッドチューブの背は平面みたいにフラットです。

インテグレーテッドデザインのフォークは、SLC2.0での数少ないエアロデザインの1つです。

シートステーは非常に細いので、このバイクは良い快適さを提供できると思いましたが、最初の乗り心地は想像通りとはちょっと違いました。

シートポストは27.2mm仕様の円形チューブです。他のシートポストとクランプを交換できます。クランプは16gです。超軽量のクランプに置き換えても、数グラムしか減らないでしょう。が、配備されたクランプの仕上がりはそんなに良くはないと思います。

公式ウェブサイトの写真はオフセットなしのシートポストを示していますが、実際入手したシートポストはオフセットがあります。私にとってどちらもサドルを正しくセットアップできるので、これは問題ありませんが、Winspaceはそれについて正しく説明する必要があると思います。

私がもらったSLC2.0の塗装は主にワニスの層で覆われており、その下の大理石のカーボン模様がはっきりと見えます。 3kやUDと比較して大理石模様を使用するブランドはそれほど多くではありませんが、Winspaceはほとんどのバイクで大理石模様を使用しています。こう言う模様が好きであれば、Winspaceのフレームを検討しても悪くないです。

UNAASカーボンスポークホイールは、完全の一体化カーボンホイールではありません(lightweightなど、ハブ、スポーク、リムがすべて一体化されています)。 UNAASのカーボンスポークは、カーボンの本体と2つの金属端を持つACMテクノロジーを使用しています。事故後、スポークを交換し、ホイールを振れ取りことができます。

Winspaceのクイックリリースの品質は平均的なレベルです。

45cmから58cmまで、シートチューブの長さでマークされた6つのサイズがあります。 STR(Stack to Reach)は、サイズ45の1.33からサイズ58の1.47まで、STRは相対的に小さいので、攻撃的な姿勢になります。その原因で、フレームには、FSA 15mmヘッドセットキャップが付属しています。

乗り心地:
本(自転車)を表紙(形状)で判断しないでください。 SLC2.0のシートステーは細いですが、乗っているときはちょっと硬い感じがしました。SLC2.0は、Winspace T1300およびT1500に似ていますが、リアトライアングルが快適さを低下させます。使用しているGatorskinはチューブタイヤとして相対的に硬いの方、使っているアルミバーは剛性も高く、装備しているカーボンシートポストも振動の良い吸収装置ではありません。これらすべての高剛性部品は、道路から私の体に振動をそのまま伝達しました。こう言う場合、ちょっと柔らかいハンドルバーやシートポスト、あるいは快適さのいいタイヤがおすすめです。
完璧な商品はありません。レーシングバイクとしてSLC2.0を選択するライダーは、ちょっと硬いな乗り心地を気にしないかもしれません。それに、他の軽量フレームと比較して快適さは少々不足ですが、SLC2.0の快適さは、多くのエアロバイクよりも優れています。
SLC2.0のジオメトリは比較的にプロ選手に向きです。曲がり角が多い丘陵のコースでは、ステアリングとアライメントが非常に優れています。一部のライダーは、SLC2.0のBB横剛性がそれほど高くなく、タイヤがチェーンステーをこすれる可能性があると私に言いましたが、これまでにこの問題に遭遇していなかった、自分のパワーが低いが原因かもしれません。私のスプリントパワーは10秒間で1100Wで、全力ペダルを踏んてもSLC2.0はちゃんと問題なく走っていました。ほとんどのライダーにとってBBの横剛性は十分だと思います。
他の大手ブランドと比較すると、SLC2.0の乗り心地はどのフレームと似ています?ハンドリング、剛性、快適さを含め、Specialized Tarmac SL4と似ていると自分はそう感じていました。一部のSpecializedの店員も、試乗後に同意しました。他のいくつかの売り手(もちろんWinspaceの売り手ではありません)はすべてSLC2.0について良い意見を表明しました。
UNAAS 40カーボンスポークホイールセット+ SLC2.0は良いコンボです。このホイールセットの第一印象はその加速感です。登りながら簡単に加速でき、緩やかな坂道でもスピードを簡単に維持できます。これは主にカーボンスポークの剛性と軽さによるものです。
ただし、平らなコースではUNAAS 40を乗るとちょっと力が入れない感じをしました。 ACMカーボンスポークの断面は2.0mm厚のひし形で、0.9mm厚の水滴状断面のcx-rayよりも空気抵抗があります。また、カーボンスポークの両端もスチールスポークのよりも太く、ハブのWRが小さくなっています。転がり抵抗の高いタイヤと同じく空気抵抗の高いSLC2.0の四角断面のチューブにより、同じ条件でFulcrum Racing Speed 35とContinental CompetitionのMerida Sculturaを使用した場合よりも、同じ速度で出力が30W高くなりました。これは決して小さいな差ではありません、転がり抵抗の高いGatorskinが主な原因だと思います。

SLC2.0の戦場が山道で間違いありません。加速しようとするたびにバイクは素早くしっかりと反応しました。 72.5°のヘッドチューブ角度と45mmのフォークオフセットは、取り扱いに優れた許容範囲を与えます。下り坂でもライダーは自信を持ってコーナリングできます。ただし、Winspaceとチームのプロライダーとの共同開発により、SLC2.0の快適さが比較的低くなり、振動が多い状況でのライダーの制御スキルが必要になります。

UNAASのブレーキ面はAC3と同様の溝を持っていますが、それはより深く、晴れた日での優れたブレーキ性能を提供します。ブレーキ性能は、私が使用したホイールセットの中でも優秀とは言えます。ただし、特別なセラミック材料を使用するZIPP NSWとは異なり、大雨の場合、ブレーキ面は通常の材料であるため、溝は期待したほど有効ではありません。
雨の日のレースのために、ホイールセットを友人に貸し出しました。彼は55kgで、ホイールに付属のパッドを使用しました。彼のバイクはシマノBR-R8010を搭載したTrek emonda slrです。彼はホイールの加速性能は良いと述べたが、防水性の低いハブであり、ハブのメンテナンスをしなければならなかった。
フレームの概要:
SLC2.0は良いフレームですが、中国ブランドのフレームの中で、30万円を超える公式価格は低くありません。この価格ではいくつかの大きなブランドのフレームも買えます。価格が少し安くなる場合は、性能価格比はより良いでしょう。
長所:バランスの取れたパフォーマンス、軽量。
短所:比較的快適さが低く、アグレッシブなジオメトリで、長時間のライドには適していません。
ホイールセットの概要:
UNAASは約2年前に中国に導入されました。ノルウェーの小さなブランドとして、価格は高くありません、中国のブランドのホイールセットに近いです。それはそのコストに見合う価値があります。
長所:高い加速性能、優れたブレーキ性能、スポークの交換が可能。
短所:ACM技術は十分に開発されておらず、抗力が高く、防水性が低いハブです。