By: kiritozhang

去年、一体型ハンドルバーのテストを公開して以来、普通のハンドルバーのラボテストを約束してきました。では、今回の受験者たちを見てみましょうが。このテストは、丸い型ハンドルバー(非空力タイプ)に焦点を当てました。
1. FSA K-Force SL compact

コックピットについて話すときFSAを見逃すことはできません。Vision Metron 5Dは、一体型ハンドルバーでのラボテストのチャンピオンであり、K-Forceシリーズは、その高い剛性でも評判です。FSAはここ数年、K-Force lightはK-Force SLに更新しました、何が更新されたんでしょうか?

本体に大きな変更はありませんが、外部配線(溝構造)を内部配線に変更し、重量を若干軽減しています。サイズ数値は、ドロップ部分の中央から中央(c-c)の幅です。サイズ420mmのハンドルバーのショルダー部分の幅は実はC-C で400mmです。つまり、選択できる最も狭いサイズはショルダー部分のc-c で380mmです。

形状は、FSAの古典的なコンパクトな形状で、エントリーレベルからハイエンドレベルまで使用されています。reach:80mm、drop:125mm、ショルダー部分に少し下傾があります。

K-Force SLの中央には完全な内部ルーティング(ACRシステム)のための大きな穴があり、珍しいです。重量は182gで、古いK-Force lightは190gです。
2. FSA SL-K compact

サブトップシリーズSL-Kも内部ルーティングバージョンに更新されます。ただし、自分が持っているのは外部ルーティングの旧バージョンです。SL-Kの公式価格は1769 CNY(〜255 USD)で、K-Forceの公式価格は2570 CNY(〜370 USD)です。

旧バージョンには、下に外部配線用の溝があり、バーのフラット部分が平らになっています。SL-Kシリーズは、サイズの測定方はK-Forceシリーズと同じで、ドロップ部分のc-cで表示しています。古いバージョンは、ショルダー部分のc-cで360mm(ドロップ380mm)のサイズがありますが、新バージョンでは、ショルダー部分でc-cで340mm(ドロップ360mm)のサイズを追加しました。それは十代のライダーと女性にとって本当に良いことです。

FSAと同じクラシックな形状。違いは、SLKのドロップ部分が平坦化されており、人間工学に優れていると言われていることです。

ただし、K-Forceと古いSL-Kの間には重要な重量の違いがあります。自分のはかりは236gを示しています。最新の内部ルーティングバージョンは420mmサイズでただの196gです。
3. 3T Superergo Team

有名なコックピットのブランド3Tもちろんゲームに参加する必要があります。3Tは一体型ハンドルバーをリリースしていないため、前回のラボテストのリストにはありませんでした。
SuperergoはErgonovaの後継で、古いもののいくつかのバグを改善しています。

フラット部はフラットのままですが、ルーティング用穴をボトムからショルダー部の内側に移動し、握り心地を確実に向上させています。

形状も従来より少し変わります。ショルダー部分周りの下傾はわずかに減少し、reachを77mmに保ちながらdropを119mmに減少しました。
フレアの傾斜角度は変化しません。サイズの数値はショルダーのc-c幅に変更されましたが、古いバージョンのサイズ数値はドロップのc-c幅です。SuperergoとErgonovaの最小サイズはどちらも38cmです。つまり、Ergonovaだけに36cmのc-cショルダーを選択できます。

重さ400mmは197.6gで、198gに四捨五入します。同じ形状のもっと軽いハンドルバーが必要な場合は、LTDバージョンをさらに選択できます。
4&5. 3T Ergonova LTD & Team OEM

クラシック3T Ergonovaは割引価格で販売されていますが、中国でも購入できます。

この写真をSuperergoと比較できます。形は似ていますが、ショルダーの周りの曲がりが細くなっています。

3Tのクラシックな形状は、多くのOEM工場でコピーされています。ショルダーの周りの落下は、新しいSuperergoよりも少し多くなっています。一部のライダーは、ショルダー部分を水平にインストールしているため、ドロップ部分が短すぎます。今回のテストでは、LTDバージョンとチームOEMバージョンの両方に420mmというサイズが付けられています。これは、400mmのc-cショルダーと420mmのc-cドロップです。

これはErgonova TeamのOEMバージョン(224g)の重量ですが、実際にはOEMバージョンであることを知りませんでした。私の友人は、ステルスペイントバージョンには重量が重すぎて、偽物である可能性があることを教えてくれました。ただ、3Tのスタッフに確認したところ、正品でOEM版であることが判明しました。フラットの中央に「OEMバージョン」という文字が付いており、製品版よりも20g重いです。今回の受験品は全部自费ので、貧乏人だからちょっとだけでもお金を節約したくて安いものを買いました、結果バージョンを間違いましたか、なんてことだ。(翻訳者のメモ:いやいやいや、お前、バットマンのように超金持ちです!!!)

3t ergonovaは、アルミニウム合金バージョンのproグレード、サブトップカーボンのteam、超軽量カーボンのltdで3つのグレードに分かれています。上記の写真はergonova ltd実際の重量です。183gでは、fsa、deda、および他のブランドと同じレベルです。
6. PRO Vibe Carbon

PROは2年前にカーボンバーのSLバージョンをリリースしました。現在、カーボンハンドルバーには3つの異なるレベルがあります:Vibe SL、Vibe Carbon、PLT Carbon。古いVibe Carbonの設計は、新しいPLTに受け継ぐられています。

古いVibe Carbonは内部ルーティングを偽装していますが、新しいバージョンは真の外部ルーティングに更新されています。Vibe proのフラット部分はは31.8mmのチューブで直径変化なし、最高の剛性を目指しています。フラット部分の中央には小さな穴がありますが、これはdi2ケーブルの配線専用です。

Pro VibeカーボンとSLは同じデザインを共有し、reach 80mm、drop 130mmのコンパクトな形状です。ショルダーとドロップの幅は同じです。サイズの付いた幅はc-cショルダーで測定されます。ただし、Vibe SLのみが38cmバージョンを備え、Vibe Carbonは40cmから始まります。

Vibe Carbonの重量は215.5gです。SLバージョンのリリース前は、トップクラスの製品として、Vibeはちょっと重いですが、剛性のために設計されています。
7. Enve compact

Enveはこの10年間で新興企業であり、そしてツールの大会でいくつかのチームのスポンサーになりました。Enveの製品もライダーの中でかなり人気があります。中国のライダーは、価格が似ているため、Enveのハンドルバーを買う場合、通常コンパクトではなくSESエアロドバージョンを選択します。価格はTaobaoで約2500 CNY(〜360 USD)です。

SESの大きなフレアとは異なり、コンパクトなデザインは簡潔で伝統的です。がENVEのサイズはちょっと混乱です、SESのサイズはドロップ部分でのc-c数値で、対して、コンパクトバージョンのサイズはショルダー部分のc-c数値になっています。
400mmサイズのコンパクトは、ショルダーで400mm c-c、ドロップで420mm c-cです。外部ルーティング用の溝もあります。

この生殖器崇拝みたいなこれは両端はどうツッコミをすればいいのか全然わかりません。まさに「ENVEスタイル」です。di2バーエンドコントローラーをインストールしたい場合は、両端の一端をカットする必要があります。
Enveコンパクトの形状は普通で特別ではない、reach:79mm、drop:127mmです。ショルダーの周りは下に傾けてなく、両端のドロップ部分はかなり伸びています。Enveコンパクトのサイズは多く、38cmから46cmまで選択できます。現在多くのブランドが44cmを超えるサイズを排除しているのに、このアメリカのブランドには少し野心的なようです。

公式重量は40cmで216gですが、それは両端のパーツも含めた重量で、バー自体の重量は206gです。
8. Deda Superleggera

Dedaはイタリアの歴史があるブランドです。が、近年中国ではDedaの売り上げあ減っています。Superleggeraは、旗艦として、中国では非常にまれです。ALIBABAでの価格は2000人民元(〜285 USD)未満ですが、すべて事前注文する必要があります。

Deda Superleggeraは、(偽)内部ルーティングできます。下にはルーティング用溝があり、ケーブルのカーバとして取り外せないシールドがあります。このルーティング方法は握り心地には影響しませんが、バーを好感したい場合、ケーブルを完全に取り外す必要があります。

SuperleggeraはクラシックなRHM形状で、reach:75mm、drop:130mmです。Dedaのサイズの数値は、ドロップ部分の外側から外側(o-o)で測定されます。Superleggeraの最小幅は42 cmで、これはショルダーとドロップの両方(フレアなし)c-cで40cmです。

重さは181g、すごっく軽いです。
9. Schmolke Oversize Compact SL

軽量化を目指すドイツのブランド。非常に多くの高級ドイツブランドがあり、Schmolkeもその1つです。さらに、Schmolkeは初めて最初のフルカーボンドロップバーを作ったブランドです。主力製品はTLOシリーズであり、私はサブトップのSLシリーズで、ALIBABAで2000 CNY(〜290 USD)を少し超えています。

内部ルーティングバーであろうと外部ルーティングバーであろうと、それらが完全に内部ルーティングされていないフレームにとっては重要ではありません。バーを通る内部ルーティングは、メカニックにより多くの仕事をもたらすだけでなく、ブレーキのスムーズ感を低下させます。Schmolkeは外部ルーティング仕様で、その下にルーティング用の溝があります。
Schmolkeのサイズは伝統的なもので、サイズの数値はo-oで示します。SLは42cmと44cmしかありません。テストされた42cmのバーは、ショルダーとドロップで同じ幅で、どちらも400mm c-cです。

Oversizeは「特大」と言ういみエスが、特大はまったく特大ではありません。ドロップ部分は超短めで、di2バーエンドコントローラーではほとんど装着できません。変なドロップ部分以外は正常です。Reach:83mm、drop:133mmで、ショルダーの周りに下に傾けています。

SLシリーズはサブトップですが、その重量は他のブランドのほとんどの製品よりも優れています。重さは161.9gで、162gに四捨五入します。極度の短いドロップ部分はそのような軽量に貢献します。
10, Mcfk

Mcfkは、中国で有名な軽量カーボン製品に焦点を当てたドイツのもう1つのブランドです。彼らの製品は多くの人々に認められている剛性と重量のバランスにあるため、彼らの製品はschmolkeほど超軽量ではありません。ハンドルバーの他に、ステムとシートポストも大人気です。このドロップバーの価格は、ALIBABAで約3000 CNY(〜430 USD)です。

彼らの公式サイトは、少し、えっと…、少し謙虚です。彼らはこのドロップバーに名前を付けていません。自分が持っているこのMcfkハンドルバーは、ショルダー部分のc-cで400mmとサイズ付けされており、ドロップ部分の幅はは約c-c で430mmにフレアされています。バーの下部は、外部ルーティング用に平坦化されています。

reachとdropは公式サイトで77mmと130mmです。ただし、フラット部分は少し特殊であり、5°程後方にスイープするため、多くのライダーは有効reachが60 mmくらいであると考えていますが、これは正しくありません。主張されている77mmは実際の有効reachです。最も幅狭いサイトは360mmで、これは最近の狭いバーの趨勢に従っており、アジアライダーに本当に歓迎されています。
バーの端を垂直方向でインストールすると、ショルダー部分はほとんど下に傾けてない、一方、ドロップ部分は傾斜したチューブしかありません。一部のライダーは、ドロップで水平エアラを好むかもしれません。

この写真では、フラット部分の後退がはっきりと確認できます。私の3k仕上げの400mmバーの重量は179.6gで、180gに四捨五入します。新しいバージョンは少しグラムを削っていると言われています。
Method

このテストには、サドルから離れての疾走の状況をシミュレートするために、片側を上に引っ張ったり下に押したりすることが含まれます。ハンドルのドロップ部分はISO基準に従って、端から50mmの位置でロックされます。ショルダー部分の位置は、シフターのインストール位置と同じ26±0.5°でロックされます。試験用設備はハンドルバー自体をロックすることができないため、バーを取り付けるために剛性の高Specialized Venge Stem 100mmを選択します。
今回のテストデータは、テストしたサンプルのみを対象としており、非常に正確ではない可能性があります。すべてのバーを同じ機械、同じ角度、同じ位置でテストされました。テストしたのはモデルごとに1つだけであるため、多少の個体差が生じる可能性があります。また、実際のライディングでは実験室より複雑になります。
マシンはとある有名なツアーブランドによって提供されます、試験精度はかなり高い。
Results
Brand | Model | Weight (g) | Label (mm) | Hood (mm) | Drop (mm) | R (mm) | D (mm) |
FSA | K-Force SL Compact | 182 | 420 | 400 | 420 | 80 | 125 |
FSA | SL-K Compact | 237 | 420 | 400 | 420 | 80 | 125 |
3T | Superergo Team | 198 | 400 | 400 | 420 | 77 | 119 |
3T | Ergonova Team OEM | 224 | 420 | 400 | 420 | 77 | 123 |
3T | Ergonova LTD | 183 | 420 | 400 | 420 | 104 | 127 |
PRO | Vibe carbon | 216 | 400 | 400 | 400 | 80 | 130 |
ENVE | Compact | 206 | 400 | 400 | 420 | 79 | 127 |
Deda | Superleggra | 181 | 420 | 400 | 400 | 75 | 130 |
Schmolke | Oversize Compact SL | 162 | 420 | 400 | 400 | 83 | 133 |
MCFK | Road | 180 | 400 | 400 | 430 | 77 | 130 |
Brand | Model | Hood up(N/mm) | Hood down(N/mm) | Drop up(N/mm) | Drop down(N/mm) | Stiffness to weight(N/mm/g) |
FSA | K-Force SL Compact | 63 | 58 | 53 | 85 | 0.36 |
FSA | SL-K Compact | 51 | 65 | 71 | 107 | 0.31 |
3T | Superergo Team | 50 | 57 | 67 | 99 | 0.34 |
3T | Ergonova LTD | 55 | 55 | 58 | 81 | 0.34 |
3T | Ergonova Team OEM | 53 | 60 | 69 | 105 | 0.32 |
PRO | Vibe Carbon | 85 | 64 | 100 | 167 | 0.48 |
Enve | Compact | 53 | 58 | 58 | 88 | 0.31 |
Deda | Superleggra | 51 | 59 | 60 | 94 | 0.36 |
Schmolke | Oversize Compact SL | 63 | 71 | 100 | 136 | 0.57 |
MCFK | Road | 56 | 56 | 88 | 115 | 0.44 |

剛性対重量比 = (四つの剛性数値合計/4) / 重量
(Stiffness to weight = (Overall stiffness/4) / Weight)

FSAがK-Force SLの重量を減らした後の剛性対重量比の利点はそんなにありませんが、剛性と重量の比率は他のいくつかのブランドの製品よりも優れています。大手ブランドの製品の剛性対重量比はそんなに差はありません。サブトップ製品はトップクラスより重いですが、その重さより剛性はアップしている場合もあります。これが、プロのライダーが3Tのスポンサーである場合、LTDバージョンではなくTeamバージョンを使用している理由です。
剛性の高いハンドルバーとステムの組み合わせは、一体型ハンドルバーの剛性より高いと考えられます。

剛性重量比が高くするため、通常、トップクラスの剛性または超低重量、あるいはその両方が必要です。PRO Vibe Carbonは、重量が重いですが、大手ブランドの中で最高の剛性と剛性重量比を得た。Vibe slの重量は減りました、その剛性も減っているかどうか分からないですが、気になります。

形状も結果に影響を与える可能性があります。テストでは、reachが短いバーの方がショルダーの剛性が高く、ドロップ部分が短いバーの方がドロップの剛性が高くなっています。Schmolke Oversizeのドロップ部分の形状は、犯則でも言えます。ドロップ部分が短いので、バーエンドから50mm遡ってロックしたところ、ドロップ部分はほとんど残っていません。
剛性に関する実験室試験の後、破壊試験も実施しました。一部の超軽量ブランドの製品は簡単に折れて、安全性が全く保証できない以外、他のブランドのほとんどの製品はほぼ同じ安全レベルです。このブランドの代理商とは一応友達なので、彼の要求でこの超軽量ブランドの製品の破壊テストを削除し、そして念の為、剛性結果も削除しておきます。このレポートにまだ存在する製品はすべて、標準の破壊テストに合格し、安全に使用できる安全基準に達しました。(翻訳者注:破壊テストに合格しなかった製品は、とあるヨーロッパのブランドのものです。)
(to be continue)